【11月15日は「きものの日」】七五三はきものでお祝いしましょう!

七五三は、お子さまの健やかな成長を氏神さまへお祈りし、家族で喜びを分かち合う日本の大切な風習です。
きもの潮見は1976年創業以来、地域の皆様の晴れの日を見守り、寄り添い、晴れ姿を残してまいりました。
伝統を大切にしながら喜びを形にし、1人ひとりの人生の大切な一日を彩ります。
今回は七五三の基本と当日の流れや準備のコツをご案内します。
1. 七五三の「基本」
- 対象年齢
女の子:3歳・7歳/男の子:3歳・5歳 - 時期
伝統的には11月15日。
近年は10〜11月の土日祝や吉日に分散してお参りされるご家庭が増えています。 - そもそもなぜ11月15日なのでしょう?
旧暦11月は収穫への感謝、そして15日は「鬼宿日(婚礼以外の大吉日)」で祝い事に最適な日とされています。
また江戸時代、将軍家の成長儀礼(髪置・袴着・帯解)を11月15日に行い、その日取りが民間へ広がったためともいわれています。
そのため、実りに感謝し、子の成長を寿ぐという意味がぎゅっと詰まった日です。
- 装いの目安
【男児】3才:一ツ身+袴 5才:四ツ身+袴・羽織
【女児】3才:一ツ身+被布又は小寸帯 7才:四ツ身のきものと結び帯か袋帯
2. 当日の流れと所要目安
1)着付け・ヘアメイク(30〜60分)…草履は事前に慣らし履き◎
2)撮影(30〜60分)
3)ご参拝(移動+参拝30〜60分)…初穂料・予約の有無は事前確認を
※低年齢は「撮影先行→参拝」が疲れにくくおすすめ。
3. 準備チェックリスト(前日〜当日)
●きもの・帯・長襦袢・腰紐・伊達締め・足袋・草履・バッグ・髪飾り
●肌着(襟ぐり広め)/タオル2〜3枚(補整用)
●ハンカチ・絆創膏・飲み物・お気に入りお菓子
●爪チェック(引っかかり防止)/早寝
●初穂料(のし袋「初穂料/お子さまの名前」)
4.きもの選び・小物合わせのポイント
●色・柄:肌映りがよいやわらかい明るさ+吉祥文様(菊・紅葉・松竹梅・手毬)
●履物:草履はかかとが少し出るくらいが歩きやすい
5.よくある質問(Q&A)
Q.3歳、帯は必要?
→ 被布なら不要。笑顔優先の楽な着付けが基本。
Q. 髪飾りは?
→ 3歳は軽いクリップ系、7歳はつまみ細工や簪で上品華やかに。
Q. 祖父母も一緒に撮影OK?
→ 大歓迎です。三世代ショットは宝物になりますよ。
6.お参り後のアフターケア
●脱いだら陰干しで湿気抜き、汗ジミは早めに丸洗いへ
●草履は底を拭いて箱へ、髪飾りは形を整えて個包装
●きもの潮見の丸洗い・シミ抜き・保管相談もご利用ください
7.\ちなみに/
◎赤ちゃん〜幼児の着物ミニ解説
初着(=産着・うぶぎ)
●用途:お宮参りの晴れ着(赤ちゃんに上から掛ける祝着)
●時期:生後30〜100日。初節句・記念撮影にも◎
●豆知識:家紋入れ可(男児)。
抱っこ紐のひも穴付きは掛けやすく写真も崩れにくい。
一つ身(ひとつみ)
●用途:お宮参り後〜1〜2歳の“着る”着物(お祝い・お出かけ)
●特徴:背中を継がない軽い仕立てで動きやすい
●豆知識:肩上げ・腰上げで調整しながら長く着回せる。
◎仕立て方法専門用語
肩上げ(かたあげ)
●用途:成長に合わせ裄・丈を一時的に短くするお直し
●タイミング:購入・レンタル時/七五三・入園入学前など
●豆知識:袖口が手首の骨に来るのが目安。
ほどけば即サイズアップできます。
袖丸(そでまる)
●用途:袖先を丸く仕上げる形(幼児・女児に多い)
●効果:やさしい見た目+引っかかりにくく安心
●豆知識:対は角を立てる角袖。
半衿(はんえり)
●用途:長襦袢に付ける取り外し式の衿布(汚れ防止+おしゃれ)
●時期:通年。礼装は白/七五三は刺繍・色半衿で華やかに
●豆知識:顔まわりが明るく写真映えUP。外して洗えて清潔。
きもの潮見では家紋入れ・肩上げ/身上げ(男児は身上げ不要)・半衿付けまで職人仕立てで承ります。
体型に合わせた楽で崩れにくい着付けとともにスタジオ千歳での前撮りもご依頼いただけます。
8. きもの潮見の七五三サポート
●お衣装:三歳・五歳・七歳の晴れ着はもちろん、お宮参りの初着から幅広くご用意
●着付け・ヘアメイク:苦しくない・崩れにくいを第一に
●写真撮影(スタジオ千歳):前撮り・当日・屋外ロケ(敷地内)も対応
●家族きもの:ママ訪問着・パパきものコーデ提案、当日の段取りまでしっかりお手伝いします。
お衣装、着付け、撮影から晴れの日まですべてきもの潮見・スタジオ千歳におまかせください。
ご来店予約はHPまたは公式LINEにて。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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