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きものと共に楽しむお月見

2025.09.11 / Blog

9月に入り、夜風が少しずつ心地よく感じられるようになってきました。
秋の夜といえば、やはり「観月祭」。
古来より、人々は満月を眺めながら収穫への感謝や豊作を祈り、家族や仲間と団欒を楽しんできました。
今年の中秋の名月は10月6日(月)
一年の中でも特に美しいとされる「十五夜」の月を、着物でしっとりと眺めてみるのはいかがでしょうか。

【お月見豆知識】
お月見のお供えには欠かせない「すすき」や「だんご」。これらそれぞれを飾る意味をご存知ですか?

  • すすき:魔除けや豊作祈願の象徴

  • だんご:お月様に見立てて丸く盛り付けることで、健康や幸福を願う

ちなみに、配置は月から見て左側に自然界のもの(ススキや野菜)、右側に月見団子を置くのがしきたりです。
こうしたしきたりを少し意識するだけで、より一層お月見のひとときが豊かになりますね。

 
【波にうさぎの帯】
きもの潮見では、この季節にぴったりの帯をご用意しています。
その名も「波にうさぎ」。



月と波、そして跳ねるうさぎが描かれた、遊び心がありながらも上品な意匠です。
季節の装いを一層引き立ててくれる一本、ぜひ一度ご覧になりにいらしてください。
ちなみに、月の中でうさぎがお餅をついている姿を見出すのは日本だけではありません。
アジア各地でも“月にうさぎの模様を見出す”という風習があります。
一方で、国によってはカニやカエル、ワニ、ライオンなどもあり、その国に伝わる月にまつわる神話や伝承で登場する動物がそれぞれ異なるのも興味深いところです。


【月とうさぎの象徴】
日本人にとって月は、古くから特別な存在でした。
夜空を照らす穏やかな光は「安らぎ」や「母性」を。
また、満ち欠けを繰り返す姿から「成長」「幸運」「再生」の意味も込められてきました。
そして、その月の中に見出されたうさぎは、ぴょんと飛び跳ねる姿から「飛躍」、その他、「繁栄」や「豊かさ」を象徴する存在とされてきました。
お月見と組み合わせることで、幸運を呼び込む縁起の良いものとして広く親しまれています。

さらに、うさぎは日本最古の漫画とも称される鳥獣戯画にも登場します。
平安時代末期から鎌倉時代前期にかけて描かれたこの絵巻物では、うさぎやカエル、猿といった動物たちが擬人化され、まるで人間のように遊びや儀式を行う様子がユーモラスに描かれています。
そこに描かれたうさぎは、今も昔も変わらず、人々に愛され続ける存在であることを物語っています。

着物や帯の柄としてもうさぎは人気が高く、愛らしさと縁起の良さを兼ね備えた文様として楽しめます。帯や小物で大胆に取り入れるのも素敵ですし、さりげなく楽しみたい方には長襦袢などにあしらうのもおすすめです。
控えめでありながら、自分だけの遊び方を楽しめるのも着物の魅力のひとつです。


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